【独学】Linuxの基礎を学ぶならまずはここから 豊富な無料本有り

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

私は製造業におけるIoTエンジニアをめざしており、IoTに関わるスキルを網羅的に高めようと日々勉強しています。IoTとLinuxは切っても切れない関係です。IoTで構築するデータサーバにはLinuxが使われますし、IoTデバイス自身にもLinux OSがインストールされることが多いからです(Raspberry Piなど)

初学者がLinuxの基礎を学ぶうえで、大本命とも言えるサイトがありますので紹介します。Linuxを解説したサイトや本は世にたくさんありますが、まずは無料で本格的に学べる以下のサイトを利用しましょう!

目次

Linuxの基礎学習の大本命!無料で電子書籍がDL可能

◆LPI-JAPAN

Linux資格のLinuC(旧LPIC)をご存知でしょうか。LPI-JAPANはLinuC試験の実施団体です。そのLPI-JAPANがLinuxの教科書を無料で配布しています。以下のページからダウンロードできます。

LinuC試験に対応した内容になっていますので、試験対策にもなります。同じ内容の電子書籍をAmazon Kindleでも購入できますが、上記から無料PDFでダウンロードできますので、購入するメリットは無いでしょう。

Linuxの教科書はシリーズ化しており、学習できる内容は以下の通りです。2019/1/12現在、全て無料で配布されています。

私もLinux初心者ですので、1番目の基礎編から学習しました。Linuxとは・・・から始まり、とにかく手を動かして実際にコマンド入力を覚えていくスタイルです。

こちらのLinuxの教科書シリーズ、初心者にわかりやすいか?と言われると、必ずしもわかりやすく書かれているとは思いません。しかし、そもそもLinuxは難しいです。コマンドを覚えないと、業務にまったく使えません。IoTにしろ、社内のネットワーク管理者にしろ、Linuxコマンドは絶対に避けて通れない道です。

まずは、無料で学習できる環境を使って、Linuxを操作することを体験してみてはいかがでしょうか。

LinuC(LINUX技術者認定資格)とは

LinuCにつてい補足しておきます。

LinuC(リナック)とは、2018年3月より提供が開始されたLinux技術者認定資格である。2000年7月に設立されたLinuxをはじめとするオープンテクノロジーのIT技術者の技術力の認定活動を行なっているLPI-Japanによって、企画・開発・運営されている。

引用:wikipedia

Linuxを扱うスキルがあることを、専門団体が認定してくれる資格なんですね。LinuCには3つのレベルがあり、レベルに応じて対応できる分野とスキルの深度がちがいます。LinuC-3まで取得すれば、Linuxに関しては神様レベルという認識です。

引用:LPI-JAPAN

初心者がチャレンジするならまずLinuC-1ですね。僕もまずはLinuC-1の合格目指して勉強中です。

[st-point fontsize=”” fontweight=”bold” bordercolor=””]LinuCはどこで受験できるの?[/st-point]

LinuCは受験上のコンピュータ上で受験できる資格試験です。その受験会場は全国にあり、調べてみると意外と身近な場所で受験できることがわかります。僕のような田舎に住んでいても、近所で受験できるのは本当に助かりますね。

LinuCは合格すれば認定されますが、その認定スキルの有効性は5年とされています。5年以内に再認定試験を受け続ければ、Linuxのスキルが認定され続けるということになります。1回の試験が16,000円ほどかかりますが、自分の腕試しと思ってチャレンジしていきます。今後Linuxエンジニアは必ず重宝される時代が来ますので、今のうちに勉強をすすめていきたいですね。

Linux学習にはLinux環境の構築が必要

いざ、無料の教科書シリーズを使って学習をしよう!となったときに困るのがLinux環境の構築です。「読んで実際に手を動かす(コマンド入力)」がLinux学習の基本です。したがって、教科書ですすめるLinux環境を自分のPC内に整える必要があります。

Linuxの教科書シリーズで推奨されている” 基準となるOS “はCentOS 7(セントオーエス)です。CentOSはLinuxの種類のひとつで、サーバ機のメインのOSとして一番利用されています。

Windows10ではLinuxがインストールできるようになりましたが、このCentOSはまだリリースされていません(2019/1/11現在)。教科書と同じLinuxをインストールした方が学習に支障が出ませんので、下記の方法でCentOSを利用しましょう。(Linuxの種類が違うと、コマンドやディレクトリ構造が違いますので、学習の障害となります)

USBを利用したWindowsでのCentOSの使い方

この方法を利用すれば、手持ちのUSBメモリにCentOSをインストールし、いつでもWindowsパソコンからCentOSを起動できるようになります。流れは下記のとおりです。

[st-midasibox title=”CentOSイントール手順” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

  1. CentOSのダウンロード
  2. 起動用USBメモリの作成
  3. USBメモリを差し、PCを起動

[/st-midasibox]

詳しい手順は下記のリンクから確認してください。

Qiita:CentOS 7 インストール

さいごに

Linux教科書の入手からLinuxの環境構築まで、すべて無料でできます。LinuC試験に挑むなら参考書等で試験対策は必要かと思いますが、まず学習してみるという段階でしたら無料ですすめられるんですね。

これもLinuxというOSがオープンソースであること、そしてそれを支える技術者や団体のおかげです。最新の技術を無料で学習スタートできるのですからありがたいものです。

覚えることは山のようにありますが、覚えたらアウトプット、失敗したらアウトプット、というクセを付けて、独習でスキルアップを図っていきましょう!お互いにがんばりましょうね!!

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