【Python開発環境】Vimにプラグイン入れまくるか素直にIDEか

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Python開発環境としてエディターをどうするかは随分悩みました。Pythonプログラミングでよく使われるエディターにはATOM、VS Code、そしてPyCharmといったIDE(統合開発環境)があります。ただ、マスタークラスの方々はVimにプラグイン入れまくってエディターとしての完成度を高めて使っていらっしゃるようで、憧れもありました。

Python3年目にしてVS Codeに落ち着きましたが、その間のエディター選びは難航しました。

目次

【Python開発環境】vimにプラグイン入れまくるか素直にIDEか

まず、Vimでゴリゴリ書けるとかっこいいです。そしてVimが使えると本当に生産性が上がります。とっつきにくいVimですが、やってやれないことはありません。35歳からプログラミングを始めた私ですが、エディターのキーバインドはVimに設定し、編集できるようになりました。

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私は盲目的にVimを信仰しているわけではありませんが、生産効率は高めたいと常に考えています。コードを入力するより、頭を使う方に時間を割きたいからです。

まずVimのIDE化に挑戦してみた

VimをIDE化する手段は、先人たちのアウトプットを参考することによって達成できます。ただ、問題は手段が複雑な事。そして、手段がいくつかあること。これには参りました。参考にするサイトはひとつに絞らないと大変なことになります。

私が特に参考にしたサイトはこちら

[st-cmemo fontawesome=”fa-external-link” iconcolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#fafafa” color=”#757575″ iconsize=”100″]Qiita:IDEっぽいvim環境を構築する.vimrcを書いた[/st-cmemo]

Vimでここまでできるの!?という驚愕の仕様ですが、プラグインの数がハンパないです(笑)

Vimを改造してみるとわかるのですが、「他の人はどんなプラグインを入れているんだろう?」と気になります。おすすめされるままにプラグインを入れまくっているとぐちゃぐちゃになるばかりか、挙動がおかしくなることもあります。こうなると素人では対処できません。それまでの手間を考えると、Vimをリセット・・・という決断にもなかなか至れません。

また、IDE化してプラグインのガンガン入ったVimに慣れてしまうと、ただのLinuxのVimが使いづらく感じます。ラズパイなどを触りだすと、「ただのVim」を触る機会が多い為、不都合を感じるんですよね。

また、会社のLinuxサーバを触るときにも違和感がすごいんですよね。私にはIDE化したVimと、ノーマルVimが頭の中で切り替えられませんでした。単なるスキル不足なんですが・・・。難易度高いですorz

やっぱりIDEは素晴らしかった

IDEは様々な言語環境をプラグイン一発で構築できる優れたツールです。エディター以上の使い方ができるため、プロでも使用者が多いんですね。コードの補完機能、ハイライト、構文チェック、デバッグにターミナルなどなど。ブラウザを内包したIDEまでありますから、プロアマ問わず使われているのも納得です。

プログラミング環境をスマートに構築するには、IDEはかかせませんね。

IDEの良いところは、環境の移植(例えば会社と自宅でIDE環境を同じにする)が簡単なところです。設定ファイルの使い回しで、簡単に同環境が構築できるのは大きな強みですね。Vimでも同じことができるのかもしれませんが、私にはわかりませんでした。

-私のPython用IDE遍歴-

その1:PyCharm

Python用エディターとして最初に入れたのがPyCharmでした。

PyCharmはPython用エディターの中で最強説も根強いですし、みんな大好き「独学プログラマー」でもおすすめされています。私の受講した動画レッスンの酒井先生もPyCharmを使っていらっしゃるようです。



PyCharmの欠点はただひとつ!動作が重いことです。高スペックのPCでは気になる重さはありません。しかし、会社で支給された5年落ちのwin7機では起動に1分もかかりイライラします。環境のせいなんですが、「待つ」という時間は最小限にしたいため、PyCharm以外のIDEを検討しました。

その2:ATOM

PyCharmの次に使ってみたのがATOMでした。ATOMはドットインストールにてHTML学習をしている際にインストールしていたので、Python環境を構築し、しばらく使っていました。ATOMの良さは、何と言っても「軽い」ことです。レイアウトも私好みでした。

デバッグ機能が弱いとされているATOMですが、Python環境においてもプラグインのインストールでブレークポイントを付けられるようになりますし、特段の不便は感じていませんでした。

ただ、バージョンアップしたタイミングでATOMがフリーズしたり起動しなくなったりしたのを機に、また新しいIDE探しが始まりました。次に目指したのは言うまでも無く安定性ですね(+軽さ)。

ちなみに、ATOMの特定のバージョンで、起動フリーズが多発してたようです。

[st-cmemo fontawesome=”fa-external-link” iconcolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#fafafa” color=”#757575″ iconsize=”100″]Qiita:Atom 1.18.0で頻繁にフリーズ (editor is not responding) する問題の解決方法[/st-cmemo]

現行バージョンは安定稼働してるんでしょうかねぇ・・・。

その3:VS Code

Microsoftのエディターに良い印象はありませんでしたが、2017年後半頃(?)から「VS Codeは良いらしい」と、職場でも噂されるようになりました。ちょうどATOMの後釜を探していた私は半信半疑でインストールしました。Microsoftのエディター(Visual Studio等)ってなんだかデザインが残念という印象が強かったからです、すみませんm(_ _)m

結果、VS Codeにして良かったです。安定稼働&軽い環境は手に入りましたし、ユーザーが多いせいか情報が多いのがうれしい!!ラズパイ内のファイルをパソコンのVS Codeからリモート編集する技なんて、先駆者がアウトプットしてくれていなければできませんでした。本当に助かっています。

VS Code愛を語られているサイトは多いので、私の中途半端な思いの丈はお話ししませんが、これからPython環境をどれにしようか迷われている方には、まずもってVS Codeをおすすめしますね。Windowsでも迷うことなく簡単にPythonプログラミング環境を構築できますよ!私のVS CodeキーバインドはVimにしています^^

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まとめ

Vim vs IDE

  • 環境構築の手軽さではIDE
  • 複数環境で同じ開発環境構築するならIDE
  • 憧れだけではIDE化Vimは使いこなせない
  • IDE化VimとノーマルVimの違和感がすごい

IDE(VS Code)圧勝!みたいな記事になってしまいましたが、何年か後にまたVimのIDE化に挑戦するかもしれません。私は本業プログラマーではありませんが、やっぱりVimだけでコードをガリガリ書いてらっしゃるプログラマーはかっこいいですもん^^

身近にVimのメンターとなってくれる人が欲しいです。

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