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Windows10アップグレード後OFFICEが起動しない対策

更新日:

2020年1月のWindows7サポート終了に備え、各社でWindows10へのアップグレードが行われていることと思います。実際のところ、Win7からWin10へのアップグレードはトラブルづくめで全くお勧めできません。特にOFFICE系ソフトのトラブルは深刻です。

私の会社では5~6年ほど前のWin7 32bit(OFFICE2013)を数十台Win10へアップグレードしました。その中で噴出した「OFFICEが起動しない・使用中にフリーズする問題」に対応した方法を記録として残します。色々対策したところ、私の環境ではOFFICE関係のソフトの不具合は解決できました

Win10にアップグレード後OFFICEソフト不調の症状とは

OFFICEの症状

  • Outlook使用中にPCフリーズ
  • Excel使用中にPCフリーズ
  • Excel使用中に画面が真っ暗になる
  • Wordだけ起動できない

私の部署で見舞われたOFFICEの症状は主に上記3つでした。やっかいなのは、Win10にアップグレード後、しばらくしてから徐々に不調が現れるケースがあったことです。Win10アップデートが原因なのか、他の用意があるのか切り分けが難しくなります。

しかし、日本の製造業のOFFICEソフト依存度は高く、私の部署でもExcelが動かなければ仕事になりません。なんとかしようと検索しまくってとった対策をいかに記します。使っている環境によってどの対策が効くか、それともどれも全く効かないかわかりませんが、一通り試してみることをおすすめします。

Win10にアップグレード後不調になったOFFICEで取った対策

基本的にOFFICEのアンインストールや、Windowsの再インストールなどは実施しませんでした。数十台そこまでするならPC買い替えたほうがよいです。ホントに。

ということで、現状の環境を残しながらOFFICEをWin7時代に使っていたくらいまでは復調すべく、私が試した内容を公開します。実行される場合は大切なファイルのバックアップ後、あくまでも自己責任でお願いします。

私の環境は以下の通りです。

  • OS:Windows7 Pro 32bit
  • Mem:4GB
  • HDD:500GB
  • OFFICE 2013 Home&Business

1.OFFICEのアップデート

OFFICE自体のバージョンが最新になっていることを確認します。OFFICE2013の最新バージョンはこちらから確認できます。私も今回の騒動で初めて気づいたのですが、WindowsのアップデートとOFFICEのアップデートは別物なんですね。Windowsは最新だったものの、OFFICE2013のバージョンは5年も前のものでびっくりしました。

OFFICE2013のアップデート方法は以下の通りです。*OFFICEのプロダクトキーが必要になる場合があるので、手元に用意しておきます。またMicrosoftアカウントの作成を要求してくる場合もありました。これはケースバイケースですのでなんとも言えません。Microsoftアカウントの作成は無料です。

  1. OFFICEソフトを開く(ExcelでもWordでもよいです)
  2. 新規ファイル作成
  3. 「ファイル」→「アカウント」とたどる
  4. 製品情報のなかの「更新オプション」というボタンをクリック
  5. 「今すぐ更新」をクリック

正常にインターネットに接続できていれば、この操作でOFFICEが最新バージョンになります。ちなみに、OFFICEのバージョンはExcelでもWordでもOutlookでも同じなので、どれかひとつを最新にすると、他のソフトも最新バージョンになります。

更新オプションのなかに「今すぐ更新」ボタンが無い場合があります。これはちょっとやっかいで、方法としてはOFFICEのオンライン修復を実行する必要があります。会社のPCはセキュリティ的にプロキシという設定がしてあることがあり、このプロキシが邪魔をしてOFFICEのアップデートが何年も走っていなかった可能性があります。私のPCがまさにその状態でした。

詳しい対処法は下記を参考になさってください。

OFFICEのオンライン修復:インターネット接続できない問題の解決

会社のPCをWin7からWin10にアップグレード後、OFFICE 2013が大不調になりました。そこで、OFFICEのメンテ機能であるオンライン修復を実行しようとして、インターネット接続エラーに見舞 ...

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2.Wordだけ起動しない

Win10へのアップデート後、OFFICEの中でもWordだけ起動しないという症状が出ました。色々調べると、互換性の問題のようです。詳しくはわかりませんが、WordをWin7で動いていた時のような状態に設定することができますので紹介します。

  1. Wordのショートカットを右クリック
  2. 「ファイルの場所を開く」をクリック
  3. 「Word」というファイルが出てきたら、これはまだショートカットなのでもう一度右クリック→「ファイルの場所を開く」をクリック
  4. 「WINWORD」というファイルが出てきたらこれがWordの本体
  5. 「WINWORD」を右クリック→「互換性のトラブルシューティング」をクリック
  6. 「問題のトラブルシューティング」をクリック
  7. 「以前のバージョンのWindowsで~」をクリック
  8. 「windows7」を選択→次へ
  9. 「プログラムのテスト」ボタンをクリック
  10. Wordが正常に起動できるか確認
  11. 確認できたら設定を保存

一度PCを再起動して、もう一度Wordが正常に起動できることを確認してください。

3.ExcelやWordのフリーズが直らない

上記2点を実施しても直らない場合があります。もう川にPCを投げ込みたくなりますが、ぐっとこらえてカミさんの笑顔でも思い出しましょう。(もっと煮えくり返るかな。)

できる対策はもう少しあります。つぎはドライバー関係とインストール済ソフトウェアですね。デバイスマネージャから更新できないドライバーもありますので、要チェックです。

1)怪しいのはディスプレイドライバ

Win10にアップグレードする際に、メーカーサイトにてWin10に対応しているか確認していることと思います。対応していれば、ドライバ関係の不具合は出ないと思いがちですが、実際に対応が確認されているPCでもすべてのドライバを自動で更新してくれるわけではありません。

とくにディスプレイのドライバは、Win10にアップグレードする際にもWin10には対応していない旨のエラーメッセージが出ることがあります。その際には、デバイスマネージャからのドライバの更新をせず、グラフィックチップのメーカーからツールをダウンロードするのが正解です。

エプソンなどのメーカーPCは、通常グラフィックチップはインテルのIntel HD Graphicsなどが使われています。このチップのWin10対応のドライバは、デバイスマネージャでは更新できないようです。

そこでサイトから、アップデート用のツールをダウンロードし、PCにインストールします。

上記サイトの「今すぐダウンロード」をクリックし、サポートツールをインストールします。あとはツールの指示に従えば、更新すべきドライバを表示してくれますので、インストールします。

グラフィックドライバを更新しても、OFFICEの症状が改善したかどうかわかりにくいため、しばらく使ってみて様子を見てください。グラフィックが原因で起こる症状は、ExcelなどのソフトがフリーズしPCが固まったり、画面が一瞬真っ暗になるなどのケースです。これらが改善されているか、使用して確認するしかありません。

2)Win7まで対応のソフトウェアがインストールされていないか

グラフィックドライバの更新でもOFFICEの不調が直らない場合は、Win7時代にインストールしていたソフトが悪さをしている可能性があります。特にExcelやWordに関連したソフトでなくとも、どんな経路でWindowsに影響しているかわかりません。

手間ですが、自分でインストールしたソフトは、今入れているバージョンがWin10の32bitもしくは64bitに対応していないか確認してください。私のケースでは、マルチメータと通信するライブラリがWin7までの対応で、Win10で動かすには、新しいバージョンが必要でした。

ライブラリを最新にしたところ、Excelの挙動が安定しました。とりあえずインストールソフトはすべてWin10に対応しているか確認したほうが良いですね。Windowsならバージョンが違っても動くだろと思っているとハマります。

それでもダメなら

まだやれることはあります!私もすでに投げやりですが、以下を試してみましょう!!

スリープ設定の解除

Windowsボタンをクリックし「スリープ」と入力すると「電源とスリープの設定」と出てきますのでクリックします。設定画面からスリープをなしに設定しましょう。

OFFICEアプリでハードウェアアクセラレータの無効

Excel、Word、PowerPointにて、「オプション」→「詳細設定」と進み、ハードウェア グラフィック アクセラレータを無効にするのチェックボックスに☑チェックを入れます。特にエクセルでは初期設定の段階でハードウェアアクセラレータが有効になっていますので確認しましょう。

システムの修復

Windowsボタンをクリックし「cmd」と入力します。コマンドプロンプトと出てきたら右クリックし、管理者として実行をクリックします。コマンド画面で「sfc /scannow」と入力してシステムの修復を実行します。

ここまで実行すると、すでに何日もかかっているでしょう。これでダメなら新しいPCに乗り換えるか、win7をクリーンインストールしてからwin10へのアップグレードをやり直したほうが良いでしょう。私ならこのPCは諦めます。

最後はクリーンインストール

色々やってだめなら、本格的に山に埋める 根本的解決の道に進むしかありません。やりたくはありませんが、最後の手段「クリーンインストール(もしくはリカバリー)」です。

クリーンインストールは、PCにWindowsが入っただけのまっさらな状態

リカバリーはWindows+メーカー製ソフトが入った工場出荷の状態

どちらも、買ってきたときの状態にWindowsを戻す作業です。今の環境が失われます。(やり方によっては作ったファイル等も消えます。かならずバックアップが必要です)

リカバリー等の方法及びバックアップの方法はパソコンのマニュアルに載っていますので、我流でやらずに手順通り実行しましょう。しかし、、、そこまで工数かける価値があるパソコンかよく吟味したいですね。クリーンインストールやリカバリーしたとしても、Windows10にアップグレードできる保証はないわけですから。。。僕なら買い替えます。

さいごに

正直、ここまで対策するのならPC買い替えたほうがコスパは良いです。わからないことを調べまくった工数も膨大ですし、結局直ったのかわかりません。今後ポツポツと不調をきたしてくるようなら、「Win10に上げなきゃよかった」となり、私の努力はなかったことになります。

*追記(19/4/5)
対策をして1カ月過ぎましたが、該当のPCは問題なく動いています!!

今はどこの企業でもPC買い替えプロジェクトが進行中で、それを見越して各メーカーセールなんかも実施していますね。やはりスペックの高いPCは仕事の効率も高いです。今回はWin10に対応しているPCはアップグレードしよう!ということで対応しましたが、やはりPCは新しいほうが良いですね^^;Win10非対応のPCは買い替えましたが、サクサクヌルヌル動いてます!

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中小企業エンジニアです。35歳で急遽プログラミングを覚えることになり、PythonやJavaScriptなどをゆっくりマイペースに覚えています。先端スキルには疎いですが、楽しくコーディングしてます♪最近の興味は【WEB開発】です

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