Windows使用歴20年近い私ですが、一念発起してプログラミングの為だけにMacBookAirを購入しました。
ことの経緯は以下の通りです。
➡「はじめてのMac 中古か新品かで悩んで結局新品を買った理由【開発用】」
Macを使い始めて、世間で言われている「プログラミングならMac」といわれる理由が少しずつ分かってきましたのでまとめてみます。
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これまでのMac使用時間
2時間 × 2ヵ月(20日 × 2)≒ 80時間
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プログラミングならMacは本当・・・かもしれないと思う5つの理由
プログラミング=Mac?
- タイピングがしやすい
- パッドの感度が極上
- 画面がキレイ
- ターミナルがUNIX系
- モチベーションが上がる
思うことは、Macのデザイン云々よりその”使い心地”です。かっこつけるためにスタバでMacとか使う人も居るそうですが、どこに持ち出しても心地よい使い心地。これがMacが人を惹きつける最大の魅力だと感じました。
Windowsでも性能の良いPCはいくらでもありますし、最近はHPやSurfaceなどデザイン的にもイケてるPCは出てきました。デザインはたしかに所有欲を刺激しますが、自分の体の一部として使うPCですから、何にもおいて使い心地(性能含めた)が最優先されるべきなんですね。使っていく中で感じた、プログラミングにおける他PCに対してのMacの優位性をまとめます。
タイピングがしやすい
実は、最初はMacのキーボードの反発感には馴染めませんでした。あのキーをタイプしたときの音も。だけどこれ、慣れてくると病みつきになるんですよね。
MacBook系のキーボードは「バタフライキーボード」と言うそうですが、世間ではあまり評判が良くないようです。
- 手が疲れる
- キーが反応しない
- キーがめり込む
- 文字が表示されない
など。。。PC自体の薄さを追求したあまり、ユーザーにとって負の影響が出ている部分もあるようです。私もまだ使用80時間足らずですので、今後不満が出てくるかもしれません。
ちなみに、MacBook系のキーボードの不具合が報告されており、Appleにて診断・修理してくれるようです。対象のPCになっていないか、一度確認の必要はありますね。
[st-cmemo fontawesome=”fa-external-link” iconcolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#fafafa” color=”#757575″ iconsize=”100″]MacBook、MacBook Air、MacBook Pro キーボード修理プログラム[/st-cmemo]
私のMacBookAir 対象になってるな・・・orz
パッドの感度が極上
メーカーによってこんなに違うんだ!と感じたのがパッドの感度です。
私の周りのMac使いはマウスを使わない方が多く、ひそかにその使い方に憧れていました。MacBook購入前から、今使っているWindowsノートをマウスレスにして練習を始めていました。
しかし、Windows(この場合はHPのノート)は、パッドの設定をかなりシビアに決め込んでも、どこか使い勝手がわるく、特に2本指でのスクロールの反応がいまいちで「やっぱりマウスが欲しい・・・」となっています。
これがMacBookではありませんでした。きっとマウス無しの状況でガシガシ使うことを想定して作られているんですね。Appleの企業姿勢をヒシヒシと感じた出来事でした。
しかし、マウス離れできるとこんなに快適だとは思いませんでした。スペース取らないし、腕の移動もほどんどないし^^
画面がキレイ
画面のキレイさがプログラミングにおいて直接影響があるかはわかりません。キレイなら見続けても疲れない、ということもありませんしね。
しかし、MacBookAirを使うようになってから文字が非常に読みやすいと感じています。これがRetinaディスプレイなんですね。要するに高解像度です。
解像度(画面のキレイさ)がプログラミングに影響あるの?と思っていましたが、文字がくっきり見えることで、文字の視認性があがり、打ち間違いが見つけやすくなる効果があると思っています。
プログラミングは文字を追う作業ですからね。文字がくっきり見えて損はありません。
ターミナルがUNIX系
正直この為にMacを買った。という流れがあります。
MacならLinuxコマンドが打てるんですよね。Web開発のプログラミングを学習するにあたり、Linuxの知識、コマンドは避けて通れません。じゃぁLinuxパソコンでプログラミングすればいいじゃない?となりますが、まわりにLinuxユーザーがおらず、ちょっとその世界に飛び込むには勇気が出ませんでした。
WindowsからLinuxコマンドを操作する方法はWSLやGit Bashなどいくつかありますが、それでもそれは仮初(かりそめ)の方法。WindowsでのLinux環境構築は初心者には難しく、最適な環境を作る前に嫌になってしまいます。
その点ではMacはLinux操作の環境がすでに出来上がっている状態で入手できます。VSCodeのターミナル何にするか?などで悩む必要が無いんですね。
もうPowerShellとbashでコマンドを使い間違えるのにうんざりしていたところです。
モチベーションが上がる
スタバでMacとはいかなくても、Macは本当に人に見せたくなるPCだと思いました。デザインはまぁいいとしても、その快適さ。どこにでも持って行って使いたくなる気持ち、使ってみてやっとわかりました。
快適なPC操作は、作業のモチベーションを上げますね。
今回はプログラミングの為だけにMacを買いましたが、「Macでプログラミングしてる」自分に酔える間は、学習の意欲も高く、どんどん進みます。まぁプログラムが書けるようになっているかは別問題ですが。
あとは、Macのショートカットをさらに使いこなせれば、より快適になっていくでしょう。これはWindowsにも言えることですね。
そうはいってもWindowsからの乗り換えでイラつくこと
正式にはWinからMacに完全に乗り換えたわけではありません。この記事のように文字をガンガン書く場合は、まだWinの方が慣れているため使いやすいです。Macはプログラミング以外では使わないので、普段はほとんどWindowsに触っています。
両方使っているとイライラするのがキーボードの操作性の違い。キーバインドしかりキー配列しかり。これ、Windowsに慣れちゃってるとMac使うときに苦労しますね~^^;VSCodeなどは、Windowsでのショートカットを覚えているので、Macではいちいち調べなくてはならなくて四苦八苦。これ、Macに慣れちゃうと、今度Windowsで苦労するんだろうなーと思ってます。つ、つらい・・・
一番はキーボードに関することでしたが、ほかにもチラチラと困りごとがあるので上げてみます。
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- 困りごとを検索するとWindowsでの記事が多い
- アクセサリーが高い
- 入出力ポートが限られてる
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今のところこの辺りでしょうか。
考えてみればWindows OSの世界シェアは9割近くですもんね。Windowsに関する解決策が多いのは当然です。こういったところが、少ないシェアの製品を選ぶことのデメリットではあると思いました。とはいっても、色々調べるのってすごく勉強になるので、今のところは「あ”~Mac辞めてぇ!」ってことは無いです(笑)
純正のアクセサリが高額なのは知ってました。なぜあんなに高いのかが納得できないうちは、なかなか純正は変えませんね。私はApple信者にはなれそうもありません。とりあえずサードパーティのアクセでいいかな。不具合が多そうだけど^^;
私の買ったMacBookAirにはUSB-Cポートが2つしか付いていませんでした。Windowsノートは隙あらばポートがごちゃごちゃ付いていたので、デザイン性は劣りますが、余分なアクセサリーを持ち歩かなくても良かったのですが、Macのポートは不便ですね。結局USBハブを買うことになります。ちょっと不親切設計だと思いますが、往年のMacユーザーは「そういうもんだ」と思って使ってるんですかね。
Macを使ってみてわかるWindowsの良さ
Macを使い始めて感じているのは、Windows PCの優秀さです。
確かに、プログラミングにおいてはMacで開発環境を作った方が、色々スムーズなことはよくわかりました。Udemyで人気のPython講師:酒井先生も「シリコンバレーのエンジニアはほんとんどがMac使い」とおっしゃってますし。
Windows HomeでDockerが使えなかったり、運用で使われるLinuxサーバーと実行コマンドが異なったりするので、Macの方が圧倒的に便利です。シリコンバレーではWi・・・
続きは質問箱へ#peing #質問箱 https://t.co/vB0WRsVbSz— 酒井潤🇺🇸シリコンバレーエンジニア (@sakaijun) 2019年4月13日
この意見に関しては、Macを使ってみて納得できました。
しかし、プログラミングもWindowsでできないことは全くありません。そしてWindows派のプログラマーだってたくさんいます。Windows用のアプリを作る場合、わざわざMacを使う理由も無いですしね。
私が感じたWindowsの優秀なポイントは以下の通りです。
Windowsって優秀!
- 価格が安くてアクセサリー多数
- アプリが超豊富
- Windowsユーザーが多い為、共通認識で話せる
- PowerShellコマンドの優秀さ(特にネットワーク関連)
- 古いWindowsがLinuxで蘇る
といった印象を持っています。
CPUがIntel製なら、10年前のPCでもLinuxで生き返るのもいいところですよね。実際にやってみて、「これならまだ現役でつかえるじゃん」と思ったもんです。
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さいごに
MacもWindowsも非常に優秀なPCだということがよくわかりました。
Macしか使わずにWindowsをこき下ろしたり、Macの利便性を知らずにWindows至上主義ではいたくなかったので、今回両方を使ってみることで、どちらのPCにも得意な分野があることがわかりました。
Macで散財してしまったので懐具合は良くないですが、これからも頭をMacとWindowsで切り替えながら使っていきたいです。
正直Linuxも気になってますが、Ubuntuだとデスクトップデザインがカッコ悪いし、カッコいいOpenSUSEやelementary OSは日本語環境にするのに非常に苦労したので、しばらくは手を出さなくてもいいかな(笑)
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