世のプログラミングブームに触れて、これからプログラミングをはじめてみたい!というあなたに、Windowsの中古ノートPCをおすすめします。
中古を選ぶ理由は、「プログラミングは7割以上が挫折する」と言われていることです。辞めてしまうかもしれないものに20万の予算は当てられませんよね。せめて3~4万の初期投資でおさめたい、とう方にピッタリの軽量ノートPCを紹介しますね^^
中古のパソコンを選ぶメリットと、私が実際に使用してみての使用感も併せてお伝えします。
プログラミング初心者におすすめの中古WindowsノートPCはこれだ!
パソコン自体のスペックはリンク先で確認して頂くとして、このPCがプログラミングとして適している理由を下記にまとめました。
dynabook R634/Lおすすめ理由
- CPU性能が良い
- メモリが新品
- SSDが新品
- 有線LANポートが付く
- 1.2kgと軽い
- 13インチでほどよいサイズ感
- 11ac-wifi対応
- バッテリー交換可能
- Microsoft Office 2016搭載
このToshiba製dynabook R634/Lは約5年前のモデルです。5万円以下で開発環境が手に入ります。5年前のパソコンが今どきのプログラミングに使えるの?速度大丈夫??と心配になるところですが、問題ありません!実際に私が業務で使用しています。2D CADのDraftSightやプログラミングソフトVS Codeがイライラすることなく動いています。
CPUに関しては、最新が第8世代と呼ばれるCore i5-8250U(ベンチマーク7584)に対して、dynabook R634/Lは第4世代のcore i5-4200U(ベンチマーク3202)です。ベンチマーク差は2倍以上あるんですね。それでも私が使う中で不便をそれほど感じないのは、メモリが8GBであることと、ハードディスクがSSDであることのおかげです。
[st-cmemo fontawesome=”fa-external-link” iconcolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#fafafa” color=”#757575″ iconsize=”100″]ベンチマーク調べ:BTOパソコンミニ館[/st-cmemo]
最近の薄型ノートPC(ウルトラブック)は薄さを極めるために有線LANポートが非搭載の場合が多いです。ただ、IoTなどでラズパイなどのようなIoTデバイスを使う場合に、有線LANポートは重宝します。無くても困りはしませんが、有線LANで制御する機器もまだまだあり、私は助かっています。
軽さも特筆すべき点ですが、このdynabook R634/Lはバッテリー交換が自分で出来ることも魅力の一つ。5年までのモデルですので、バッテリー寿命が終わっている可能性大です。使ってみてアダプター無しでは全く使えないようでしたら、バッテリー交換を検討しても良いのではないでしょうか。
分解しての交換になるのでちょっとハードルは高いですが、互換バッテリーが手に入るようです。
【NOTEPARTS】 東芝 Toshiba dynabook R634/K R634/L R63/P リチウムポリマーバッテリー PA5136U-1BRS対応
私が使う中で速度的な不便は感じていませんが、dynabook R634/LにはUSB Type-Cポートがありません。今後Type-C対応の製品が増えてくる中で、どういった影響が出てくるのか。。。
[st-point fontsize=”” fontweight=”bold” bordercolor=””]dynabook R634/Lの不満点[/st-point]
操作で不満があるとすれば、キーボードのタッチ感でしょうか。個人的にはもうちょっとキーを押したときのタッチが緩いとタイピングしやすかったかな~と感じます。dynabook R634/Lはちょっと反発が強い感じですね。キーストロークが浅いのが原因でしょうか。まぁ慣れの問題かと思います。
また、トラックパッドの感度にも不満です。この世代のWindowsノートPC全般に言えることですが、正直言って「マウスの代わりにはなりません」。個人的にMacBookを触るようになって思ったのですが、最近のノートPCはマウスが無くてもトラックパッドでほぼ思い通りの操作ができます。2本指、3本指、4本指のジェスチャーですね。dynabook R634/Lはこのジェスチャーが苦手なようで、2本指スクロールなんてイライラが募ります。これはWindows側で感度の設定を変更しても好転しませんでした。基本マウス必須ですね。
私が購入したdynabook R634/L
キーボードはキレイでした。文字のかすれ等もきになりません。当たりの個体だったようです。
シール関係は剥がれが見られました。気になる方がいるかもしれませんね。
グレーなのでキズはそれほど目立ちませんが、天板はよく見ると傷だらけ。現場で使われて「まさに中古品」という感じです。ここが許せるかどうかが、中古PC購入の決め手になりますね。
*中古PCの状態には個体差があります。
プログラミング初心者に中古ノートPCをおすすめする理由
中古PCおすすめ理由
- 初期投資をできるだけ抑えて学習スタートできる
- 中古なので気にせず使い倒せる
プログラミング初心者に中古のノートPCをおすすめする理由は上記2点です。2020年までに40万人ほど不足すると言われているIT人材。中でもプログラミングスキルを持った人材の不足は深刻です。時代はまさに、プログラマーを求めています。意識の高い方なら、2019年の目標としてプログラミングの習得をかかげていることでしょう。
[st-point fontsize=”” fontweight=”bold” bordercolor=””]学習挫折の可能性を考えると初期投資は抑えたい[/st-point]
プログラミングを学習するだけであれば、高性能な最新モデルは必要ありません。とはいっても、プログラミングをする、いわゆる” 開発環境 ”は、ある程度のスペックが要求されます。
ただ、プログラミングには向き不向きがあります。学習に挫折する可能性を考えると、15万円もするような高価なパソコンは買いにくいですよね。そこでおすすめするのがプログラミングに耐えうる性能をもった中古PCです。しかも安くて軽くて小さい方がうれしいですよね^^あるんです!そんなモデルが。
[st-point fontsize=”” fontweight=”bold” bordercolor=””]中古品はガツガツ使える[/st-point]
新品の高級モデルと違い、中古で数年経っていると思うとガツガツ使えるというのもひとつのメリットです。時には無理な使い方(WindowsとLinuxをデュアルブートしたり・・・)が気兼ねなくできるでしょう。壊したらどうしよう・・・というリミッターが効きにくい価格ですので、いろんな冒険ができます。
次に中古パソコンを購入するデメリットもしっかり説明します。最後におすすめモデルを紹介していますのでご確認ください!
中古パソコンならではのデメリット
電気製品の中古を徹底的に嫌う方もいます。PCのように手で直接さわるような製品は、たしかにどんな人がつかっていたか気に入りますよね。そこで、中古PCを購入するデメリットも併せて解説しておきます。デメリットを補ってあまりあるメリットがありますが、それでも「こんなはずじゃなかった・・・」とならないためにも、デメリットはしっかり抑えておきましょう!
中古PCのデメリット
- キズ・汚れがある
- 耐久性が落ちている可能性がある
- バッテリー寿命が尽きているものがある
- インターフェースが古い可能性がある
[st-point fontsize=”” fontweight=”bold” bordercolor=””]キズ・汚れがある[/st-point]
新品で無い以上、キズ・汚れは確実にあります。例えば「モニター(液晶画面)のドットが欠けている」、「キーボードの文字がかすれて消えている」、「タバコ臭い」、「ホコリだらけ」などなど。クリーニングはしてありますが、潔癖症の方には全くおすすめできません。
[st-point fontsize=”” fontweight=”bold” bordercolor=””]耐久性が落ちている可能性がある[/st-point]
PC内部の部品は耐用年数や回数制限があるものがあります。例えばハードディスク系。最近はSSDという高速読み書きができるタイプに変わっていますが、読み書きに上限があります。中古である以上、確実に上限に近づいています。
[st-point fontsize=”” fontweight=”bold” bordercolor=””]バッテリー寿命が尽きているものがある[/st-point]
中古ノートPCのバッテリーは、ほぼ寿命が尽きていると考えた方が良いでしょう。基本的に4~5年前のモデルですので、アダプターをコンセントに差して使うことを想定しておきましょう。
[st-point fontsize=”” fontweight=”bold” bordercolor=””]インターフェースが古い可能性がある[/st-point]
インターフェースとは、USBであったり、HDMIであったり、パソコンに搭載された入出力を行う端子のことです。インターフェースの発展は目覚ましく、数年で形状やバージョンが変わります。最近ではUSB Type-Cしか搭載しないノートPCも増えてきました。中古では、そういった最新のインターフェースが搭載されていないPCが多いです。
[st-midasibox title=”デメリットばかりで買わない方がいいんじゃ・・・” fontawesome=”fa-question-circle faa-ring animated” bordercolor=”#03A9F4″ color=”#fff” bgcolor=”#E1F5FE” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
ここまで読むと、デメリットの多さに辟易しますよね。汚れててバッテリーも持たないパソコンなんて後悔しそう。と思っても無理はありません。
中古品を買う上で「キズ・汚れ」がひどいものに当たるかは、正直バクチの部分があります。ちなみに私は業務で下記のモデルを5台以上購入していますが、キズが多いものが1台ありました。あとは、キレイに使っていたんだなと思うような品質でした。
店舗と違って、パソコンの状態を自分の目で確認できないのは通販のデメリットですね。
ただ、下記で紹介するパソコンは、コスパが特筆して高いので、多少のキズ・汚れに目をつむれる方には最適です。当然クリーニング済ですし、ものすごいきれいな中古品が届くかもしれませんし^^
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さいごに
プログラミングは思い立ったらすぐ始めてください。その時に初期投資がネックになるのであれば、今回おすすめしたコスパ最強のdynabookはいかがでしょうか?
中古品であるがゆえのデメリットもありますが、スタバでドヤるわけでもないので、プログラミング学習には必要十分です。プログラミングをすすめていく中で、「もしかして独立できるかも?!」とか、「AIをやりたいからスペック不足」といった不都合が出てくればその時点でプロ機の購入を検討しましょう!
やってみたい!という気持ちをストップさせないため、まずはお手軽にプログラミングを始められる環境を整えませんか?
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