Pythonというプログラミング言語は、Webサイト製作から機械学習までカバーする万能言語です。35歳からPythonを始めた私でも、業務に必要なデスクトップアプリを作れるまでになりました。
そんな敷居の低いPythonの魅力を、私の経験を含めて振り返ってみます。
何歳から始めてもできるのがPythonの魅力
Ptyhonはスクリプト言語という種類のプログラミング言語です。スクリプト言語の特徴は「英語に近い為、理解しやすい」「コンパイル(機械語に翻訳)しなくても実行できる」「インタプリタ(翻訳機能)が翻訳しながら処理を実行するため、処理が遅い」などいった特徴があります。
こういった特徴を踏まえて、Pythonの魅力に迫ってみましょう!
Pythonは読み込めるモジュールが膨大!つまりプログラミングしやすい
私がPythonを使ってみて、一番感じてるのが「モジュールの利用で、非常にプログラミングしやすい」ということです。モジュールとは機能のことです。
Pythonプログラム上で、モジュールという機能の塊を読み込むことで、長いソースコードを書き込まなくても希望の機能が使えるようになります。
もちろん、他の言語にもモジュールを読み込む機能はありますが、Pythonはこのモジュールが非常に多いのです。Pythonをインストールすると使えるようになる標準モジュールの他に、世界中のプログラマーが無償で公開してくれている数多のモジュールが使い放題なんですね。
このモジュールの利用がPythonでのプログラミングの敷居をグッと下げていると感じています。私もこの”モジュールを読み込んで使う”という手軽さが無ければPythonを選ばなかったと思うのです。
Pythonでわからないことはネットで調べればわかる
Pythonは人気言語です。使っている企業やプログラマーが多いということです。2018年はPythonが世界で人気ナンバーワンの言語だったようですね。
言語が人気だと、その言語についての情報が増えます。これはプログラミング学習者には非常にありがたいことです。プログラミングでわからないことの解決策を、誰かがネットで公開してくれているかもしれないからです。
日本にはQiita(キータ)やteratile(テラテイル)といったプログラミングやITに関するお役立ちサイトがあります。また、個人ブログで有益な情報を提供してくれている方も多いですね。私も何度救われたことか。。。
Pythonはオンラインスクールやレッスン動画も充実
人気言語Pythonは、学びたい人の多さに比例してオンラインスクールやレッスン動画が充実しています。データサイエンティストを目指す若者や、Pythonでwebアプリを作ろうとしている初学者によく利用されているんですね。
プログラミングはオンラインで学ぶことと非常に相性が良いです。楽器などの趣味と違い、先生と対面でなくとも学習を進めていくことが容易なんですね。2020年から小学校でもプログラミングが必修となり、プログラム熱は高まるばかり。「数年以内に37万人不足する」と言われるプログラミング業界への転職を考える若者も非常に多いんです。
おすすめのオンラインスクール PyQ
オンラインPython学習サービス「PyQ™(パイキュー)」
PyQはPythonプログラミングに特化したオンラインスクールです。動画による解説&問題を、直接web画面でプログラミングしていくスタイルで、人気を博しています。
PyQが他のオンラインスクールと違うところは、「アプリの設計」や「ユニットテスト(自分で書いたプログラムのテスト)」まで学べるところです。なかなかこのような気の利いたカリキュラムがあるところはありません。実際にプログラムを組むということは、アプリ設計、ユニットテストは避けて通れませんので、必須スキルとなります。まさにかゆいところに手が届く講座となっています。
そして料金設定が嬉しい!!
ライトプラン2,980円/月・スタンダードプラン7,980円/月 という破格な設定になっています。オンラインスクールで月額1万円を超えてくるところは多いですが、2,980円から始められる手軽さは驚異的です。(講師に質問できるプランはスタンダードプラン7,980円/月になります。)
独学で覚えようとする初学者も多いのがプログラミングです。ただ、自分が書いたプログラムが本当に正しいのか、また、どうして正常に動かないのかなど悩み続けるのが独学・独習。スタンダードプランなら、そんな悩みを、スクールの講師がスマートに解決してくれるでしょう。
とにかく早くプログラミングを習得したいのなら、オンラインスクールがおすすめです。誰かにお尻を叩かれた方が、「やらなきゃ!!」ってなりますよね。対面式のスクールでは授業料が高額になることが多いですが、オンラインの場合、自習する時間が多いので、授業料も安く設定されて助かりますね。
*PyQはスマホでの学習には対応していません。
おすすめの動画学習サイト Udemy
現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython 3 入門オンラインスクールの他に、動画学習も有効です。無料でPythonを学べるサイトも多いですが、動画学習サイトUdemyで公開されている「現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython入門」というコースがおすすめです。入門とはいうものの、データベースから非同期処理まで盛り込まれたガチの無いようになっています。
PythonにはPythonic(パイソニック)と呼ばれる「読みやすいソースコードの書き方」があります。このPythonicなコードの書き方を、シリコンバレーの現役エンジニアが日本語で解説してくれる基礎講座です。いろんなPython講座がありますが、現役のトップエンジニアが解説してくれるという信頼度は飛びぬけています。
Pythonは書籍も多い
Pythonの情報の多さは、関連書籍の多さにも表れています。特に、海外の著名なプログラマーが書き下ろした教則本が、日本語に翻訳され、プログラミング初学者に親しまれています。
コーリー・アルソフ著の「独学プログラマー」という本がベストセラーです。この本で扱われている言語はPythonですが、Pythonに限らずプログラマーとして仕事をするための心得まで学べるとあり、人気書籍になっています。
実際にこの本だけでPythonが書けるようになるか?と言われるとNoですが、「Pythonは、こんなソフトを使ってこんな書き方をし、こんなことができそうだぞ」ということが理解できる良書です。300ページ以上でボリュームはありますが、売れている本ですから、一度は読んでおきたいですね。
さいごに
35歳でプログラミングを始めた私が感じているPythonの魅力をまとめました。私は職場で必要に駆られてプログラミングを始めました。しかし、始めてみると面白い!!というのが一番の感覚です。
自分の書いたなんだかわからないコードが、実際にアプリケーションとして動作する感動は、プログラムを書く人にしかわからないでしょう。ソフトを作る、というと高い壁を感じますが、そのソフトの完成までの壁が低いことがPythonの魅力でもあります。
Pythonは挫折しにくい”学習コストが低い”言語としても、たくさんの人に選ばれています。あなたもPythonを実際に書いてみて、その魅力を肌で感じてみてください。
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