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【製造業】IT化のその先:人はどんな働き方が理想的なのか

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世の中のデジタル化が加速度的に進み、働き方の見直しが喫緊の課題となっています。これは何も大企業だけの問題では無く、日本、そして世界の課題でもあります。先進国の中でも日本の働き方改革は遅れており、今のスピードでは我々のような中小企業まで改革が進むのは数十年先のことのように思えます。

改革が進めばよい方で、法律は変わったが実態は変わらないということもあり得ます。IT化・デジタル化が進んだ今、人々はどんな働き方をするのが理想的なのでしょうか。最近よく考えるテーマなので言葉にしてみました。

ワークライフバランスが崩れると人間はどうなってしまうのか

  • 生き甲斐を無くす
  • 不安が増える
  • 自殺者が増える
  • 幸せに気付きにくくなる
  • 何も考えなくなる

ワーク・ライフ・バランス(英: work–life balance)とは、「仕事と生活の調和」と訳され、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことを指す。

引用:wikipedia

ワークライフバランスという言葉が聞かれるようになったのは最近です。しかし、気になっている方が多いのではないでしょうか?皆、生きていく中で「生き甲斐」を見つけたいんですよね!私もそうです。会社と家の往復にどんな生きがいを見つけれらるというのでしょう。

「俺、このままでいいんだろうか・・・」30代・40代でこういった悩みに直面する方が非常に増えています。私もその一人です。常に「自分の生き方」について不安や疑問を感じています。それは、本当はやりたい生き方があるからですね。皆、そこに到達できず苦しんでいるのだと思います。お金や家族・会社・社会のためだけに働くことに疲れています。

転職希望者の約半数が仕事にやりがいを感じていない

2015年のデータですが、転職を希望する方の約半数が「仕事にやりがいを感じていない」という結果が示されています。「どちらでもない」を含めると、6割の方が仕事にやりがいを感じていないまま、転職先を探しているのです。

エン・ジャパン:『エン転職』ユーザーアンケート集計結果

この手のアンケートは探せばいくらでも出てきます。転職が比較的メジャーになった現代では、やりがいを理由に現職を離れる方が更に増えていることは、想像できますね。嫌々とまではいかなくても、仕事を仕方なくやっている人が大多数ということになります。

こういった意識調査から、企業は何を擦れば良いかわかりそうなものですが、積極的に会社を良くしていこう!という動きはほとんど見られません。「自分にもっと向いた仕事があるはず」、「やりがいを持って働ける職場に移りたい」と悩む転職難民が増えているのは原因はなんでしょうか。

ワークライフバランスが崩れているのはIT化のせいじゃない

会社の働きやすさを作り出せるのは経営者だけです。社員がどんなにやる気に満ちていても、社内の環境を良くしようという意欲が経営者に無ければ、会社の雰囲気はあっという間に悪くなります。人材難が叫ばれていますが、そのような会社に人が来ないのは当たり前ですよね。

経営者が鉄の意志をもって、「会社は社員の為にある」ということを貫けば、人材も信頼も業績もすべて上向いてくる気がしてなりません。”社員の幸せの為に経営する”という指針を、40年以上一貫して続けてきた伊那食品が、48年連続増収増益を成し遂げているのも納得できます。伊那食品工業で働く社員の方は、やりがいに満ちていると思います。

製造業においてIT化・自動化は進めるべき

私は製造業しか経験がありませんので、製造業一社員という立場で考えてみます。製造業には今、IoTを中心としたデジタル化の波が押し寄せています。これは単なるブームというよりは、取り組まなければ会社をつぶしかねない変革点として受け止められています。IoTやAI技術を使った自動化・省人化で生産性を上げなければ、人材不足の壁を越えられないからです。

私としては、企業は自動化に結び付く改善は最優先で進めるべきと考えています。自動化が進めば、社員がまず楽になりますし、機械はミスも少なく、品質も生産量も安定します。

自動化が進んで、空いた工数は人にしかできない作業をやらせるべきです。色んな考え方があると思いますが、「どうしたら会社を良くできるか」といったアイデアを出せるのは人間だけ。社員の空いた時間を勉強する時間やアイデアを出す時間に使えば、仕事に対する意欲は簡単に上がるでしょう。

Googleでは、”1日の仕事時間の20%は自分の好きなことをして良い”というルールがあるそうですね。今の会社と比べてしまうと、「そんな会社で働きたい!」と思う人がほとんどでしょう。まずは、「働き続けたい会社とはどういう会社か」みたいなアイデアを社員から募ったらいいと思います。もちろん社内の自動化が進んだ後で。

人はどんな働き方が理想的なのか

結局、人はどんな働き方が理想なのでしょうか。一度きりの人生の中で、会社に時間を搾取されていると考える会社員は少なくないはず。「仕事はつまらないもの」という常識を変えることができれば、仕事を楽しみ、会社に行くことがやりがいにつながると思うのです。

経営者が守りに入っている会社は、現状維持の色が濃く、変化を嫌います。会社の雰囲気が良くなるとわかっていても、新しいことになかなか手を付けません。福利厚生や環境を良くしとけば社員の満足度も上がるだろう、とお金で解決しようとします。

現代人は、お金も大切ですが、時間の大切さにも気づきだしています。日本全体が、人生という時間軸の中でいかに充実した時間を多く持てるかに着目していけば、もっともっと働きやすい社会が実現できると感じています。

感じていることをアウトプットするのは楽ですが、実際に一個人が何ができるのか、、、難しい問題です。社会を変えるような仕組みは作り出せませんが、やはり常に「本当の豊かさ」や「生き甲斐・やり甲斐」とは何かを考え・行動することではないでしょうか。

さいごに

デジタル化・IT化が進むことで、世の中は圧倒的に便利になります。そんななかで「本当は尊かった不便さ」に気づき、田舎暮らしや自然を求める人たちが増えています。

家族の為に身を粉にして働く時代から、便利やお金だけが価値観の基準ではなくなる時代へと変化していくんでしょうね。今はまだデジタル化過渡期ですので、世の中の価値観がどんな風にシフトしていくのか注意深く見守りたと思います。

自分にとって本当の幸せとは何か、腰を据えて考えるタイミングなのかもしれませんね。

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中小企業エンジニアです。35歳で急遽プログラミングを覚えることになり、PythonやJavaScriptなどをゆっくりマイペースに覚えています。先端スキルには疎いですが、楽しくコーディングしてます♪最近の興味は【WEB開発】です

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