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【書評】世界一わかりやすいロジカルシンキングの授業【確かにわかる】

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私はプログラミングを通してロジカルシンキング(いわゆる論理思考)力の向上を図り、日々の業務や生活に活かしたいと考えています。

先日、とある報告会で「プログラミングでロジカルシンキング力を養いたい」と話したところ、ロジカルシンキングとは何だ、という話になり回答に困ってしまいました。そこでロジカルシンキングに関する本を読み始めて当著に出会いました。

【書評】世界一わかりやすいロジカルシンキングの授業

著者:津田 久資

1958年生まれ。東京大学法学部、カリフォルニア大学バークレー校経営大学院(MBA)卒業。博報堂、ボストン・コンサルティング・グループ、チューリッヒ保険で一貫して、新商品開発、ブランディングを含むマーケティング戦略の立案、実行にあたる。現在、株式会社コンテンツ3監査役、August‐a(株)代表として、各社のコンサルティング業務に従事。また、マネジメントスクールや多数の企業内研修会において、ビジネスパーソンの論理的思考、戦略的思考の啓蒙にあたっている

この本でわかること

  • ロジカルシンキングとは何か
  • なぜロジカルシンキングが必要とされるのか
  • ロジカルシンキングは絶対必要なのか
  • どんな時にロジカルシンキングするのか
  • なぜ人々はロジカルシンキングでつまづくのか
  • 論理思考の考え方・方法

私はこの本に巡り合う前に、2冊のロジカルシンキングに関する本を読みました。2冊とも論理思考力を鍛えるためのトレーニング本です。実は2冊とも最後まで読破できませんでした。

それはなぜか。

ロジカルシンキグとは何かが分かっていない状態でトレーニングに入っても、問題がほとんど解けないためです。自分の無力さにガッカリきて、読み進める気持ちが折れてしまいました。トレーニング本を替えても結果は同じ、読了できません。

そこでロジカルシンキングとは何か、というそもそもの問題に立ち返って探した本が、紹介する「世界一わかりやすいロジカルシンキングの授業」です。この本で得た学びを深く理解するためにも、書評として残します。以下、当著にて私が理解した内容を、著の言葉を借りながら説明します。

ロジカルシンキングとは何か

当著の中で、ロジカルシンキング(論理思考)とは、直感をサポートし、より良いアイデアをモレなく引き出すための考え方だと記しています。直感と論理思考は真逆のイメージですが、実は密接に関連しているということですね。

直感的な天才的アイデアになるべく近づくためのツールということになります。ツールである以上誰でも使えるわけですが、ツールの使い方が間違っているため、多くの人が思考法に苦しんでいるともありました。

そのあたりの正しい論理思考法も明記されています。

なぜロジカルシンキングが必要とされるのか

直感のみで仕事をしていると、天才の人以外はアイデアの取りこぼしが発生します。取りこぼしとは、「本当は自分も考えていたのに、同じようなアイデアを競合相手に先に出された」といった事態ですね。

これを防ぐための思考法がロジカルシンキングだと説明されています。

また、説得や説明する場合にもロジカルシンキングが有効です。筋道を立てた説明は分かりやすく、無駄な論議を生みません。仕事の効率化の為にもロジカルに考える癖をつけたいですね。

ロジカルシンキングは絶対必要なのか

これだけロジカルシンキングが騒がれていると、「ロジカルシンキングができなければいけない」、「常にロジカルシンキングで物事を考えるべき」といった偏った考えになりがちです。

当著ではこの部分にも触れています。

ビジネス全体の2割のために論理思考が必要

今までと同じやり方で問題なければ論理思考は必要ない

論理思考よりも直感のほうがアイデアが広いこともある

論理思考ができるからといって、常にロジカルに感がる必要はないのですね。

どんな時にロジカルシンキングするのか

ロジカルシンキングは、より良いアイデアが必要なときに使うと良いと解説されています。ルーティンワークが多い普段の仕事のなかで、より良いアイデアが必要なタイミングはそう多くありません。

ロジカルシンキングはトーレニングも必要ですし、モレなくアイデアを出すには時間もかかります。必要なタイミングでロジカルシンキグの手法を使うべきなんですね。

なぜ人々はロジカルシンキングでつまづくのか

当著では、ロジカルシンキングにつまづく人が多い理由を以下のように述べられています。

・論理思考が目的化している

・正解を追い求めているから

ロジカルシンキングでものごと考える時につかわれる手法:MECE(ミーシー)。このMECEは、アイデアをモレ無く重複無くツリー式に出していく手法です。この手法に振り回され、MECEを使うことが目的化してしまっているため、本来の目的:より良いアイデアを引き出すことから逸れてしまうのです。

また、ロジカルシンキングには本来、唯一の正解はありません。しかし、トレーニング本などの模範解答と自分の回答との乖離があると、人はロジカルシンキングにつまづいてしまうんですね。

このようにロジカルシンキングにつまづかないための、正しいトレーニング方法・考え方も本の中で解説されています。

ロジカルシンキングの方法

ロジカルに考えるための方法も、実にわかりやすく記されています。MECEによるツリー構造を作る際の注意、そして考え方のヒントまで。当著は、「世界一わかりやすいロジカルシンキングの授業」の名の通り、生徒と先生の授業のやり取りのように構成されています。

まさに、この本自体がロジカルに書かれているという見本になっています。難しい言葉はほとんど出てきません。辞書片手に、単語を調べながら読む理論書とは違うのです。

まとめ

こんな方におすすめ

  • ロジカルシンキングとは何か知りたい方
  • ロジカルシンキングの本を読んでも理解できなかった方
  • ロジカルシンキングで物事を考えたい方
  • アイデアに煮詰まっている方
  • 仕事の効率化を図りたい方

当著は、大変わかりやすくロジカルシンキングについてまとめられています。しかし、1回この本を読んだだけでは、ロジカルシンキングで物事を考えるスキルは身に付きません。ツールの使い方をよく理解し、繰り返しトレニーニングすることが肝要です。

ロジカルシンキング・論理的思考の関連書籍はAmazonの電子書籍にてたくさん読めます。当著もKindle Unlimited会員であれば0円で読めますので、おすすめです。

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中小企業エンジニアです。35歳で急遽プログラミングを覚えることになり、PythonやJavaScriptなどをゆっくりマイペースに覚えています。先端スキルには疎いですが、楽しくコーディングしてます♪最近の興味は【WEB開発】です

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