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【フリーランスの光と影】自由に憧れるのは今の職場への不満から?

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私は「フリーランス」という言葉に憧れ、自分自身もその生き方をしてみたいと強く思っています。自分自身でも不思議ですが、なぜこうもフリーランスに魅かれているのか客観的に自分を見つめてみました。

フリーランスの光にばかり目が行っている自分を律することから始めます。

フリーランスになりたいのは職場に不満があるから?

私は働くのが嫌いではありません。むしろ決まった時間に集中して働くのは好きです。好きなことなら仕事であっても一日中考えていられます。ちなみに、今の仕事は好きです。コンピュータ関係いわゆるIT分野で働けているからです。

毎日同じ時間に働くという習慣も苦になりません。ノマドワーカーのように旅しながら働きたいとも思いません。今の収入に特段の不満があるわけでもありません。

ではなぜ、フリーランスに憧れるのか?

こたえは2つです。

  • 1つ、人間関係に非常に疲れています。
  • 2つ、組織の中で昇格していくのに耐えられません。

組織で働く以上、人間関係はつきものです。組織の中の人間関係は複雑です。仕事と割り切っても疲れる間柄の人は多く、まさに給料 = ガマン料のような状態です。企業の一員でいる間は、合う合わないで仕事を選ぶわけにはいきません。「人間関係も、働く時間も、給料もガマンするのが当たり前」といった風土があります。製造業は特にその色合いが強いですね。

また、組織にはポジションがあり、長く勤めているとどうしても昇格することがあります。早く帰りたくて仕事を頑張る = 好評価となり、意図しない昇格に見舞われます。「男なら上のポジションを目指して当然」といった古い考えがはびこる企業では、ただただ辛い制度です。自分の承認欲求は、昇格などで満足させたくないのです。

この点で、フリーランスは「仕事のパートナー」ですから、信頼関係や個々のスキル・人間性が重んじられます。「あの人は嫌いだけど仕方ないから仕事をお願いする」といった気持ちと事情の裏返しは起こりにくいでしょう。そこに魅力を感じます。

私はフリーランスで働いたことはありませんので、ただただ憧れている状態です。今の状況を嘆き、フリーランスならそれが解決するだろうと信じているのです。ただ、フリーランスの光の部分しか見えていないのは危険だと思い、下記にフリーランスとして生きていくことのメリット・デメリットを自分なりにまとめました。

フリーランスはデメリットを補って余りあるメリットを享受できるのか、そこがポイントになりそうです。

フリーランスの光と影:メリット

メリット

  • 時間に縛られにくい
  • 人間関係から解放される
  • 上下関係が無い
  • 給料は青天井
  • 様々なプロジェクトに関われる
  • 人との出会いが増える
  • 自分自身の価値を直接提供できる

私には、絵描き、翻訳家、音楽家、陶芸家と言ったフリーランス系の知人がいます。彼ら・彼女らと話したり、観察してみると、上記のようなフリーランスのメリットを感じることができます。フリーランスのジャンルによっては、すべての項目に当てはまるとは限りませんが、みなさん「生き生きと活動」しています。仕事が楽しそうです。

時間に縛られにくい

フリーランスは、基本的に自分のスケジュールを自分で決めますので、時間的な自由があります。特に高収入になるほど、プライベートの時間も増え、人生が明るくなる印象です。私の翻訳家の知人は、「欲しい給料の額だけ仕事をする」と決めており、会社で「決まった時間働く」ということから解放されたと語っていました。

フリーランスにも、企業に常駐するタイプの請負もありますが、自由を実感できるのは、「すべてを自分で決められる働き方」でしょうね。

人間関係から解放される

特に、自宅でできる内容のフリーランスであれば、人間関係のわずらわしさから解放されます。仕事上の最低限の付き合いはありそうですが、それも今やネット上で済むことがほとんど。究極的に言えば、好きな人とだけ関係していく働き方も可能に見えます。

私が、”ネットにつながったパソコン1台あれば、どこでも仕事ができる”という働き方に憧れるのは、この人間関係のわずらわしさから解放されたいためです。組織の中で働いていると、対等な人間関係はなかなか築かれません。そういう文化が無いからです。この点で、フリーランスは、人間性や信頼性が仕事につながりますから、自分の誠実さを仕事に反映すれば良いということになります。フリーランスを目指す価値があります。

上下関係が無い

縦割りの日本の企業では、どうしてもポジションが必要です。部署をまとめる管理職がいなければ、会社が廻らないようです。たしかに、現場で製品を作る作業者をまとめていく管理職は必要です。しかし、管理職適任者が管理職になりたいかは別問題。今は、昇格などして責任を多く追うよりも、プライベートを大切にする若者が増えています。給料よりも時間が大切という思いが強いんですね。

フリーランスは、仕事とプライベートの境界線が曖昧と言われます。しかし、それだけ得意分野であったり、好きなことで生きているのなら境界線が曖昧でも精神的には安定しますよね。会社の上下関係がうまく働いている場合は良いのですが、立場が上がっていくごとに、辛くなります。

私も無駄な人間関係や上下関係を切り離したいと考えています。

給料は青天井

フリーランス = 高収入 ということはありませんが、自分の頑張りが収入に反映する図式があります。これは非常にやりがいを感じますね。ただ、自分を律して、常に仕事量をコントロールする必要がありますが、そういう生き方が得意な人も居ます。

会社では、なかなか個人の頑張りまで目が行き届きませんので、給料も一律、ボーナスに少し差が付くくらいです。技術者などは、会社外での勉強量は膨大だと思いますが、給料に反映されることは少ないでしょう。

この点で、フリーランスは自分の為に勉強し、それが仕事につながれば、おのずと収入は増えます。頑張りが収入を左右するという正しい構造がそこにあります。

様々なプロジェクトに関われる

1ヵ所に固まらない、という意味では、様々なプロジェクトに関われることは魅力です。仕事が仕事を呼び、人が人を呼ぶ。いい仕事をすればファンが増えるわけですね。毎日同じものを作る製造の現場ではなかなかこの感覚は味わえません。

毎回仕事が変わるというのは目が廻るような気がしますが、精神的にはリフレッシュできますよね。ひとつのプロジェクトが終わった段階で達成感も味わえますから、脳が常に活性化されています。フリーランスの方が若々しいのはこういった理由でしょうか。

人との出会いが増える

関わるプロジェクトが多ければ、関わる人も増えます。製造の現場で働いているよりは、人との出会いは格段に増えるでしょう。企業内の出会いと違って、フリーランスは顧客とのパートナーですから、関係性も対等です。フリーランスの仕事を買い叩くような顧客は二度と一緒に仕事をしなければよいので、自分で仕事をする相手を選べる優位性があります。

人間関係で悩んでいると、こういった面がフリーランスとしての大きなメリットだと感じます。

自分自身の価値を直接提供できる

「自分のアイデアや製品を直接お客さんに届けられる」これほどの喜びがあるでしょうか。その分、責任も大きくのしかかりますが、どこで働いても責任の無い仕事など有りません。

会社努めで仕事を ”ただの作業” と感じていると、仕事に価値があることすら忘れてしまいます。フリーランスという働き方で、今一度自分の価値、自分が生み出せるもので、相手に何がしてあげられるのかをよくよく考えてみたいと思います。

「あなたにしかできない仕事がある」 そう言われたいものです。

フリーランスの光と影:デメリット

デメリット

  • 自己管理能力が問われる
  • 収入の不安が付きまとう
  • 支出が増える
  • 事務手続きが増える
  • 社会的立場が不安定
  • 孤独

フリーランスのメリットはデメリットの裏返しです。フリーランスを経験したものの、また会社員の戻る方も多く、メリットばかりに着目していては「こんなはずではなかった・・・」となります。メリットとデメリットのバランスを適正に取るために、デメリットをしっかり把握しておきます。

自己管理能力が問われる

体調管理・相手との連絡・仕事量の調整・事務手続き等々、仕事・生活におけるコントールを全て自分でしなければなりません。自分のことは自分でする。これは本来の人間のあるべき姿です。

しかし、会社努めが長ければ、自分でやったことが無いことも多く、戸惑い混乱するでしょう。自分を律するということは、非常に難しく能力が必要だということです。

収入の不安が付きまとう

仕事量 = 収入量です。仕事が無ければ、収入もありません。仕事を取る、つまり営業ができなければ、フリーランスとしての収入が不安定になります。収入の不安は精神的にも不安定になります。お金が多ければいいというものではありませんが、安定的に稼げるジャンルで独立する必要がありますね。

自分の好きなこと・得意なことが、世の中の為になる(お金になる)のか、しっかり見極めないと常に収入不安を抱えることになります。

支出が増える

フリーランスは支出が増えます。今まで会社が肩代わりしてくれていた部分(福利厚生)がすべて自分に跳ね返ってきます。会社員の頃の3倍の収入がなければ、フリーランスとしてやっていけないとも言われます。

収入が増える要素がある分、出ていくお金も多いのですね。

会社員の頃は、仕事につながる学習費は負担してもらえたことが多いでしょう。セミナーや教材の購入、教育訓練など。これらはフリーランスではすべて自分で賄います。勉強を止めてしまうと、フリーランスとして仕事になりませんから、学習の為の出費はこれまで以上にかさむでしょう。

事務手続きが増える

確定申告、支払い、請求、記帳、督促、などなど、お金に関することの事務手続きが大きく増えます。常にお金の流れを念頭に仕事をすることになりますので、今まで好きでやっていたこともビジネスライクに捉えなければなりません。

フリーランスでお金に無頓着では破綻します。仕事以外にも、事務的な勉強が必須となります。確定申告などは税理士にお願いして、仕事に集中する環境を作っていけるといいのですが。フリーランスで働いている方は、どうされているのでしょうか。

社会的立場が不安定

厚労省がまとめる「フリーランス白書2018」によると、日本のフリーランス人口は1000万人を超えています(副業・兼業含む)。日本の労働人口は、2017年で6720万人だそうですから、働く人の7人に1人は何らかの形でフリーランス活動をしていることになります。

しかしながら、会社員・正社員で働いていないことへの偏見は根強く残っています。フリーランスでは、法人成りしていなければ、ローンが組めなかったりカードが作れなかったりと言ったことは未だにあります。

社会的信用が得られにくい働き方なんですね。たしかに、パソコン1台で働いているフリーランスの方などは、平日家に居れば無職とみられますよね。このような世の中の空気が少しずつ変わっていくことを強く望みます。

孤独

ひとりで仕事ができると、あまり積極的に他人と関わらなくなるようです。会社努めしていたころより、格段に人間関係が希薄になります。フリーランス後に、そこに寂しさを感じる方が多いようです。

もともと人付き合いが好きな方は特に孤独を感じるのでしょう。「人と関わらなくても生きていける」と息巻いている人ほど、本当は人との関りを望んでいるのかもしれません。

フリーランスで働くためのマインド

メリット・デメリットを踏まえて、フリーランスで働くためのマインドを考えてみます。

フリーランスになるまでは、負の感情によって自分を奮い立たせます。「とにかく会社の人間関係から解放されたい!」この想いがあるからこそ、朝早く起きて勉強することも1年以上続いています。

フリーランスになる方法論や、稼ぎ方も大切ですが、いかにフリーランスを続けていくかが本当の課題のように思います。続けていくことにスポットを当てて、そのために必要なマインドは何かをフリーランスになる前から持ちたいものです。

マインドとは、心持ち(考え方)です。「お金をどう動かす」といった実務的なことは否が応でも覚えなければなりません。しかし、精神的な部分はなかなか学習できません。いざ、フリーランスになってから精神的に追い込まれても遅い為、まだ会社員をしているうちから精神面を鍛えたいと思います。私の考えるフリーランス・マインドは以下の通りです。

フリーランス・マインド

  • プライドを捨てろ
  • 素直であれ
  • 誠実さを忘れるな

プライドを捨てろ

フリーランスのちっぽけなプライドがお金になるとは思えません。自分の製品やサービスに対する熱意は捨ててはいけませんが、取引や人との出会いを邪魔するようなプライドは邪魔でしかありません。わかっていてもなかなか捨てられないのがプライド。今から心の準備・トレーニングをしていきます。

素直であれ

フリーランスになると、人から教わることも増えるでしょう。素直にアドバイスを聞き入れることで、いろんな人にかわいがってもらい、自分のテリトリーを広げていきたいと考えています。

誠実さを忘れるな

お金に対しても、社会に対しても、人に対しても、環境に対しても誠実でありたいと思います。誠実さが必要ななのはフリーランスに限りませんが、「自分」という会社を背負っていくうえで、世間はより厳しく自分を見てくるはずです。何事にも誠実でありたいと思います。

さいごに

私は未だフリーランスを目指している身です。会社に従属している状態ですが、少しずつ得意な事で稼ぐ準備をすすめています。フリーランスで生きるというと、家族や先輩方はたいてい反対します。反対する方たちはみな、フリーランスで働いたことがありません。自分が経験していない事は不安で反対してしまうのでしょう。

そこに負けたら、今の生活から抜け出せません。望まない人間関係という会社の闇から、確実に抜け出すため、自分らしい生き方を得るために、1歩ずつ進んでいく所存です。

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中小企業エンジニアです。35歳で急遽プログラミングを覚えることになり、PythonやJavaScriptなどをゆっくりマイペースに覚えています。先端スキルには疎いですが、楽しくコーディングしてます♪最近の興味は【WEB開発】です

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