初心者プログラマーがつまづく壁のひとつ【Git】
私も例外ではなく、Git等によるソースコード管理の重要性を理解しながら、なかなか導入できなかった口です。Gitはとにかく”コマンドラインでポチポチやる”という印象が強く、すごくアレルギーがあったんですね。
しかしながら、Webアプリの共同開発案件に対応するためいよいよGitを学ぶことに。
Amazonで人気の「わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門」で学んでみるも、ちょっと情報が古くて書いてある通りに進まない事と、推奨されているSourceTreeというGitのGUIソフトが重いので軽く嫌気がさし、次なるオアシスを求めてUmedyでGit講座を探してみると、ありました!イケてるGUI版のGitクライアントが!!
GitをGUIで操作するGit Krakenというクライアントソフト
GitのGUIクライアントソフトは、公式でも出ていますし、いくつもあるみたいですね。冒頭のSourceTreeは日本語に対応しているのでぜひ使いたかったんですが、私のPCのスペック不足かイライラする動きだったので使用を断念。
仕方ない、コマンドラインからできるようになろう・・・とGit講座をUdemyで探していたところ「Git入門: ノンプログラマーのための Git」という講座を見つけました。”ノンプログラマーのための”っていうフレーズに惹かれました(笑)
この講座の素晴らしいところは、GUIソフト「Git Kraken」を使ったGit操作とコマンドラインからのGit操作の両方学べるところです。最初からコマンドラインでやろうよ!という声が聞こえてきそうですが、まずはGUIでGitアレルギーを無くすことが大事と考え、当講座を選びました。セールだったので価格は1,200円と破格でした。Udemyはセールばっかりやってますね^^
当講座で解説されているGit Krakenは英語版のみ(日本語化する方法もあるようですがおすすめされていません)。ですが、講座の解説がかなり丁寧なこともあり、スムーズに学習できます。ソフトが比較的軽い事とカッコイイことも重要ですね。
「Git入門: ノンプログラマーのための Git」で学べる内容
講座内容
- Git Hubのアカウント取得方法
- Git Krakenのインストール~設定方法
- Git Krakenの操作方法(Gitによるバージョン管理)
- Git KrakenからのGit Hubリモート操作
- コマンドラインでのGit操作
当講座で身に付くスキルはおおざっぱに言って上記の内容です。Git Krakenに関しては英語のソフトなので、日本語訳での解説に加え、操作の事細かな内容がかなり丁寧です。講師の谷口先生は初心者向けの解説が丁寧で人気の先生です。
例えば、「Gitのブランチという機能はこういうケースで使うことでこんな効果が得られますよ~」的な解説は、Git初心者には一番欲しい情報ではないでしょうか?Gitの機能だけ説明されても、実際の開発のどういったケースや、運用上の注意(TAGネームの付け方やブランチの分け方など)がわからないと、「知っているけど使えない」という一番痛い状態になりますもんね。
詳細な説明は、少しGitの操作がわかっている方には煩わしいかもしれません。しかし、私のようなGit初心者には、ここまで丁寧に解説してくれると知識の取りこぼし無く進められるな、という印象です。
GUI操作だけでなくコマンドラインからのGit操作方も学べる
当講座では、GUIでのGit操作だけでなく、コマンドライン(Git Bash)からのGit操作まで解説されています。そのため、GUIを卒業して黒い画面でポチポチGit操作する、なんてレベルまで移行できます。私がやってみたところでは、Git Krakenが快適過ぎて「しばらくはコマンドラインからのGit操作はお預けでいいな~」と思いましたが^^;
私はエディターはVSCodeを使っているので、最終的にはVSCodeの中からGitコマンド叩けるのが理想ですが、今はとにかくGitを使えるようになること!その目的はこの講座で果たされました。いやー本当に便利なツールを的確に解説していただいて助かりました。本を買うより安くGit学習出来てうれしいです。
Udemyの「Git入門: ノンプログラマーのための Git」講座の詳細はこちらです。購入前にいくつかの動画をプレビューできます。
Udemy講座の良いところは、講座の内容が変更されたり、動画が追加された際に勝った時の料金のまま新しい動画を学習できることです。書籍だと訂正は自分から探しに行かないと見つけられませんが、Umedyの場合は変更や追加がメール等のお知らせで来ます。
また講師の方に質問できることや、追加の動画依頼ができることが魅力ですね。これで1,200円~とはありがたい限りです。
さいごに
Git等でのソースコード管理は、なんのためにやるのか。ずっと腑に落ちない気持ちがあり、Git学習を避けていたんですね。
しかし、必要に迫られGitを使うことで、なぜ事細かなバージョン管理が必要なのか、そしてGitを使うことでアプリの共同開発にどのような恩恵があるのかがよくわかりました。
バージョン管理は自分の為(もちろんプロジェクトの為でもあります)、そしてリポジトリのブランチ管理は共同開発の為なんですね。
面倒くさいと思っていたコミットやTAG付けも、理由がわかってくると無意識でできます。個人の開発でもGitを使うメリットってめちゃくちゃあるので、目をつぶっててもGit操作できるくらいになりたいな^^
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