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テクノロジーが進化するほど田舎・自然が注目される【デジタル社会】

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画像判定を筆頭に、ビッグデータ、セキュリティの分野でも使われるようになったAI。身近なところでは掃除機やエアコン、自動車にも搭載されています。通信や半導体を含め、テクノロジーの進化が本当に目覚ましい時代に入ったと日々感じます。

「テクノロジーの進化は、人々の生活を豊かにする」

はたして、本当にそうなんだろうか?というのが私の率直な思いです。私は、技術者という立場ですので、テクノロジーの進化に異議を唱えるつもりはありません。しかし、テクノロジーの進化・発展は人々の幸せと比例しないような気がしてならないのです。

テクノロジーが進化するほど田舎・自然が注目される

世の中が便利になるほど、人はリアルを追求する。それはバーチャルなリアルではなく、触れられるリアル。

最近、農村体験や民泊などいわゆる自然を実体験できる企画やツアーが人気です。中学校の修学旅行も田舎の農村で野菜作りなどを地元の方と一緒に体験するようなものが増えました。田舎での体験が貴重、という思いは都会の学校ならではだと思います。

ネットを開けば、田舎の原風景の画像などいくらでも検索できる昨今において、わざわざ農村を体験しに来る意味はなんでしょうか?

そこには、やはり”触れられるリアル”を、時代が求めている、と感じています。本物の味、におい、熱、痛み、そういったものが貴重になってきているんですね。

私自身も光ファイバーが来ていないような田舎に住んでいますが、自然の価値、自然への注目度が近年3割増しくらいで増えていると感じています。特に、地方でも高速なネット環境が整いつつあるなかで、働く場所の選択肢は都心部から田舎へと広がって生きていますよね。

田舎や地方は不便だから価値がある

ともすると田舎の町おこしは観光や企業誘致に走りがちです。それはそれで正しい決断なのかもしれません。やはり外の人からお金を落としてもらい、住む人を増やす。自治体を維持していくには、財源は絶対的に必要ですからね。

しかし、豊かさの基準をお金だけで考えてしまうと、今持っているはずの豊かさに目が向けられません。

田舎は地方には、都心部には無い「絶対的な自然の豊かさ」があります。自然が豊かであるほど、生活するには不便になりますが、今その不便さを求めて都会から移住する人も増えています。

「便利」はお金やテクノロジーの進化が運んできてくれますが、自然はお金では買えないんですよね。そこに一部の人々が気づき始めたんじゃないでしょうか。

日本には幸いにしてまだまだ多くの自然環境が残されています。

都市部等はこれからも近代化を進め、便利を追求していくでしょう。それが戦略だからです。しかし、田舎や地方が同じように近代化に乗っかてしまっては、田舎の醍醐味をどぶに捨てるようなものです。

今持っている豊かさの種類に気づくことができれば、自分たちの持っている価値にいろいろな可能性を感じるんじゃないでしょうか。

今、田舎や地方の意味が大きく変わり始めています。

「自然はすばらしい」ということに目を向けさせる戦略が打てれば、日本中の田舎・地方がモリモリ元気になっていくような気がしています。幸いにして、都心部と地方の通信の格差も、5G通信技術により近い将来なくなるでしょう。

そして、働きかた改革が浸透し、人々が働きかた生き方を見直したときに「田舎暮らし」という選択肢は多くの人の候補に入るでしょう。

田舎は仕事が無い?そんな時代も終わりそうです

田舎でもITできるぞ!となったときに、IT企業やIT系のフリーランサーはどんどん都心を離れていくでしょう。田舎にサテライトオフィスを持つ企業も増えるはずです。なぜなら、働く環境を重視する世の中になりつつあるからです。空気が良く、土地も広く、子育てもしやすく、食べ物がうまい!そしてお金もかからない。となれば、仕事だけなんですよね、人を都心にとどめているのは。

リニア新幹線開通により、用事があるときだけ東京に行く。なんて暮らしがもうすぐできるわけです。感性は都心で育てて、心はの豊かさは田舎で育む。そんな風に柔軟な生き方ができる時代にならなくてはいけませんよね。そのために日本という国は、どんな施策を打ち出してくるのか楽しみですね。

田舎暮らしは羨望の生き方

田舎の若者は都会に憧れます。私も若いころ「田舎はダサい、汚い、カッコ悪い」と考えていました。農業を主体とした第一次産業は田畑で泥にまみれて働きますし、スーツを着てエアコンの効いたオフィスでパソコンを叩くようないイメージは皆無です。

まるで都会の人の暮らしをよくするためだけに、田舎の仕事があるんじゃないか、くらいのことを思っていました。

しかし今は違います。田舎暮らしって羨望のまなざしで見られるんですよね。家には薪ストーブがあって、庭で自分たちが食べるだけの野菜を作り、子供は野原を駆け巡る。悠々自適・・・まさにそんな暮らし方・生き方です。そしてそれが可能なんですよね。

田舎のデメリットは消失しつつある

たしかに田舎には

  • 仲間が集まりにくい
  • 最新情報が得にくい
  • 働き場所がない

といった田舎ならではの事情があります。

しかしこれからの時代、田舎が本来デメリットとしていたことが解消され始めたり、むしろ好意的に捉えられ始めています。人口の都市集中が徐々に解消され、地方にもおもしろい人材が集まるようになれば、地域の格差うんぬんよりも、日本という国がより多幸感で満たされていくような気がします。

さいごに

テクノロジーの進化は×、自然の恵みこそが幸せ!などという極論を述べるつもりはありません。むしろ発展したテクノロジーを田舎で使ってこそ、田舎の価値も爆上がりするというものです。

田舎で自然の恵みをいただきながら、最先端の仕事をするという選択も近い将来可能になるでしょうね。なんといっても田舎は住みやすいですから、精神的に良い環境で働けば、自ずと良いアイデアや製品がアウトプットできるのではないでしょうか?

私も田舎に暮らしているメリットをもっと活かしていきたいなと思います。

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中小企業エンジニアです。35歳で急遽プログラミングを覚えることになり、PythonやJavaScriptなどをゆっくりマイペースに覚えています。先端スキルには疎いですが、楽しくコーディングしてます♪最近の興味は【WEB開発】です

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